教会報「聖鐘」巻頭言

ベツレヘムの星 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 アガサ・クリスティーという英国の作家に『ベツレヘムの星』という短編小説があります。それはこのようなものです。...
収穫感謝とは 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 収穫感謝祭の起源は、1620年9月6日にイギリスの清教徒と呼ばれる102名のクリスチャンたちが、メイフラワー号に乗って大西洋に船出したことにさかのぼると言われています。彼らが、北アメリカのプリマスに上陸したのは11月の寒い日、最初の木小屋が建ったのが、ちょうどクリスマスの日だったそうです。...
降臨節を迎えるために (ルカによる福音書23章35~43節) 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」。この受難のことばを、わたしたちは主イエスの降誕を準備する降臨節の前主日に読みます。 これは、降誕される救い主は死ぬ人だ、と語る教会の祈りです。...
ひとつの忘れられない花 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 英国の現代作曲家にジョン・ラターという方がおられます。ラターは東日本大震災の惨事に心を痛め、福島のために楽曲を作詞作曲されました。”A flower remembered”...
地上の火 (ルカによる福音書12章49~56節)   牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 「わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。」...
人の命 (ルカによる福音書12章13-21節) 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 自分のことにやっきになっている金持ちがいます。大きい倉を建てて、自分の穀物、自分の財産を貯えようとします。主イエスはその人に対して、「人の命は財産によってどうすることもできない」と語ります。この言葉は主イエスの幸福論とも言えるものです。...
手放すこと (使徒言行録2章1~11節) 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 「一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした」と、使徒言行録は聖霊の降臨を記しています。聖霊の降っていなかった弟子たちに聖霊が降ること、それが聖霊降臨の出来事です。そしてその聖霊降臨の日から、聖霊が教会に働き、宣教の時が訪れたのです。...
花咲くイースター  牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 桜の花びらが乱舞する季節を終えて、私たちはイースターを迎えました。神の示された永遠の命とはどのようなものであるか、この季節に黙想しましょう。 英国の詩人ワーズワースは湖水地方の自然の中で心の平安を与えられ、永遠の命を思索しました。彼の詩にこのようなものがあります。...
聖週に寄せて   牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫 聖週の礼拝は、複雑に感じます。どのような礼拝を献げるべきか、悩む時でもあります。 私が英国レスター教区で経験した町の教会で礼拝はこのようなものでした。...
大斎の前に 牧師 司祭 バルナバ 大野 清夫...

さらに表示する